そしてインドネシアの面積は日本の約5倍もあり、多くの天然素材（パーム油・ゴム・石炭・LNGなど）を保有する資源国となっています。近年では農林水産業に頼る政策から製造業や通信、サービス業まで幅広い業種で発展を遂げており、中でもデジタル産業には多くの雇用を採用するために政策も進められています。
 

2014年に大統領に就任したジョコウィドド大統領によって一気にインフラ投資が加速しました。インフラ投資では水道・ガス・電気に加えて道路・空港・港・鉄道などの交通インフラが整えられ、結果的に物流の強化されて物の流通が盛んになりました。インフラ投資によってもたらされた効果は国際的なイベントの開催も行えるようになりました。近年ではアジア大会やG20など大きなイベントが開催されています。
 

大統領が2019年に再選したことで、今後は更なるインフラ投資目標を掲げています。その金額は日本円で42兆円という巨額の投資を国と民間企業、海外資本でまかなわれます。大きな目標はやがて東南アジアNo.1、そして世界でも有数な経済大国への発展の足がかりとなります。

これからのインドネシアがもっと面白くなるのは、やはり大きなイベントを控えています。首都移転、そしてオリンピック開催（現在立候補）が注目されています。大きなイベントに向かって国民が一致団結して成長を目指しており、世界中から投資先としての注目も集まっています。